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 富士市の工務店 ㈱建築工房わたなべの、楽しくて、自由で、かしこい家づくり

ひげ日記TOPICS

「医師と考える健康な家づくり」
    (心ほっこり2017年2月号より)
column


皆様、新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり有難うございました。さて、2017年最初の「ひげ日記」は、今年の干支(えと)について書かせていただきたいと思います。
みなさんこんにちは、渡邉です。立春も過ぎ、本格的な春の到来までもうひといきですが、まだまだ朝晩は寒い日が続いています。今月号の「ひげ日記」は、寒さと人の健康についてです。


■循環器疾患には寒さが関連
 日本人の主な死因はがん・腫瘍と、心疾患や脳血管疾患に代表される循環器疾患。がん・腫瘍による死亡者数が年間でほぼ一定であるのに対し、心疾患や脳血管疾患は冬場に増加しています。これは、寒さによる血圧の上昇が、循環器疾患をまねいていると考えられるためです。英国保健省の寒さに関する評価によると、人が健康でいられる温度は21℃前後。16℃以下になると呼吸器障害や心疾患などの深刻なリスクが高まり、10℃以下では高齢者に低体温症を発生する恐れがあるとされています。

■年々増加する高齢者の入浴事故死
 厚生労働省の人口動態統計によると1995~2012年の間、交通事故で死亡する人はほぼ半減しているのに対し、家庭内での不慮の事故死は年々増加しています。家庭内事故死には、火災や中毒、転倒・転落などがありますが、なかでも急激に増加しているのが浴槽での死亡事故です。原因となっているのが、寒い脱衣所と暖かい浴槽との急激な温度差。この温度差が『ヒートショック』とよばれる血圧の急激な上昇・低下をまねき、身体に負担を与えています。さらに近年では、室内での熱中症も原因とされるケースが増え、家庭内の環境管理の見直しが研究されています。

■血圧とは
 血圧とは、心臓から押し出された血液が血管の壁を押す力のことです。心臓の筋肉を収縮させて血液を送り出すときが、最も血圧値が高い上の血圧。大動脈の弁を閉じて心臓を膨らませ、血液をため込んでいるときが、最も血圧値が低くなる下の血圧といいます。


・遺伝的要因:両親が高血圧の場合、子供は約50%の確立で高血圧になるといわれる。
・生活習慣:塩分の摂りすぎ、肥満、過剰なストレス、アルコールの過剰摂取、喫煙、運動不足など。
・寒さ:寒くなると私たちの身体は体温を逃がさないように血管が収縮する→血圧が上昇

■住環境を見直して病気のリスクを減らそう!
 断熱性能の高い家は、各部屋での温度差が少ないことが特徴です。そのためトイレに行く時に寒い思いをすることもなく、浴室でのヒートショックなどのリスクもおさえられます。また夜間暖房を切って寝ると、朝方、部屋の中がとても寒くなっていた経験はありませんか? 断熱性能の高い家は熱を逃がさないので、朝方まで暖かさが持続します。
 建物の断熱性を高め、冬でも暖かい住空間とすることで、血圧の変動が抑制された調査結果があります。またぜんそくやアトピーなど、さまざまな症状の改善が期待できます。
 ここまでの内容は一般社団法人 健康・省エネを推進する国民会議発行の『医師と考える健康な家づくり』の内容を一部抜粋してご紹介させていただいたものです。


 冬の明け方、布団の中は暖かくても部屋の温度が低いままだと、呼吸で肺に入る空気の温度も低いままです。肺が冷たいと心臓も冷えたままになり心房細動による突然死の引き金になりやすく、肺の免疫力も低下してしまいます。ですから健康のためにも寝室の断熱リフォームは特に大切なのです。断熱リフォームは家中まるごとやるのが一番良いのですが、コストもそれなりにかかってしまいます。しかし、家族構成が変わりあまり使わない部屋まで断熱リフォームをするのももったいないという事もあります。普段使っている居間や寝室、在来の浴室をユニットバスに取り替える。また脱衣室やトイレに暖房器具を設置するなどでも、ヒートショックのリスクは大幅に軽減できます。予算に応じてできる所から取り組んでみてはいかがでしょうか。
断熱リフォームに関するご相談や今回ご紹介した『医師と考える健康な家づくり』の小冊子をご希望の方はお気軽に弊社までご連絡下さい。
それではまた来月お会いしましょう!!

㈱建築工房わたなべ 代表取締役
 渡邉泰敏
2017年1月
「丁酉(ひのと・とり)」
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2016年11月
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