| トップページ > ひげ日記 > ひげ日記2017年12月『ヒートショックを予防する機器』 |
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2017年12月号より |
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みなさまこんにちは、渡邉です。本当に寒くなってきましたね。そろそろ住まいについても冬の支度を整えていただきたいと思います。東京都健康長寿医療センターが行った調査によると2011年の1年間に全国で約17,000人もの人たちがヒートショックに関連した「入浴中急死」に至ったと推計されました。そのうち、高齢者が約14,000人と大多数を占めています。

ヒ-トショックとは、急激な温度変化により体が受ける影響のことです。暖房の効いた居間から出て、寒い脱衣室で服を脱ぎ、熱いお湯に入るときに起こる血圧の乱高下や脈拍の急激な変化が原因で、脳出血や脳梗塞等のヒートショックを起こしてしまうのです。
ヒ-トショック対策として最も有効なのは、リビングと廊下や脱衣室、トイレ等の温度差を小さくすることです。新築の住宅ならともかく既存の住宅で家全体を暖かくするなど、そう簡単にはできません。断熱リフォームが一番のお勧めなのですが、コストもそれなりに掛かかってしまいます。最近はコストをあまり掛けずにヒートショック対策を行える設備機器が沢山登場しています。ボイラーの交換を考えている方などの場合は少しの追加費用で工事が可能なものも出てきました。それらの機器の紹介をした分かりやすい記事を見つけましたので、今月号のひげ日記ではその記事の一部をご紹介させていただきます。

浴室暖房については、給湯器の湯はりと連動する機能を持つ製品の提案が活発化している。例えば、ノーリツは(略)、浴室リモコンに温度センサーを搭載させ、湯はりや追い炊き時に、浴室内の温度を検知できるようにした。浴室が低温の時には、台所リモコンの液晶画面上に警告表示を出し、ワンタッチで浴室暖房の運転を開始できるようにすることで、ヒートショックを予防する。

ヒートショック対策として、浴室だけでなく、脱衣室に暖房を提案する動きも活発化してきている。浴室に加えて脱衣室にも暖房を設置することでさらに温度のバリアフリー化を図れる。また、在来浴室から断熱性能の高いシステムバスにリフォームしたが、脱衣室は寒いままといった家庭もあり、脱衣室に暖房を入れたいというニーズもある。このため、パナソニック エコシステムズは昨年10月に脱衣室用の暖房衣類乾燥機を発売した。(略)脱衣室用暖房乾燥機では、1.3kwのセラミックヒーターを採用し、在来木造の1.5坪の脱衣室なら5℃の室温を10分で約20度まで上げられる。電気式であるため、簡単な電気工事を行えばすぐに利用でき、施工性にも優れる。(略)
ダイキン工業も脱衣所などの非居室用エアコン「ココタス」を来年2月27日に発売し、ヒートショック対策や快適性の向上に取り組む。(略)
このほか、長府製作所も最近、ヒートショック対策として、脱衣室やトイレ用の壁付けグラファイトヒーターの販売を開始。(略)

浴室・脱衣室の暖房の他にも、ヒートショック対策の提案が出てきている。例えば、ノーリツが今年3月に発売した高効率ガスふろ給湯器「GT‐C2462」シリーズでは、「ゆるやか浴機能」を搭載。設定温度マイナス2℃で湯はりし、水位センサーが入浴を検知すると、ゆるやかに追いだきして設定温度までもっていく。そうすることで、入浴による急激な血圧の低下を抑え身体への負担を軽減しヒートショックを予防する。(以下略)
記事全文はハウジングトリビューンオンラインの「増加するヒートショックを防げ!設備機器メーカーで新提案が加速」 https://htonline.sohjusha.co.jp/setsubi/547-034/ をご覧下さい。

各社からいろいろなヒートショック予防の機器が続々と発売されています。現在の住まいのままで、費用を掛けずに使い方の工夫だけでもヒートショックの予防はできます。そうした方法は2016年11月のひげ日記でご紹介しています。よろしければ弊社ホームページでご覧ください。
ヒ-トショックが原因で亡くなる方の数は交通事故での死者数より多いと言われています。また、高齢者が自宅で亡くなる原因の4分の1はヒ-ショックだともいわれているのです。寒さを我慢するのは美徳などではありません。寒くなったら体のために暖房するのは決して贅沢なことではないのです。寒い日は我慢せず浴室や脱衣室、トイレを暖房してください。新築をお考えの方はもちろん、リフォ-ムのご相談や今回ご紹介させていただいた機器の設置などもお気軽に弊社までお問い合わせ下さい。
皆様、本年も1年間本当にお世話になり、ありがとうございました。来年も建築工房わたなべをよろしくお願い致します。それでは、よいお年を!!
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㈱建築工房わたなべ 代表取締役 渡邉泰敏
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