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2013年10月号より |
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みなさんこんにちは、渡邉です。10月だというのに日中はまだまだ暑いですが、朝晩はかなり冷え込むようになってきました。1日の中での温度差が大きいので、皆さんも体調を崩したりしないように注意してください。
さて、住宅の省エネ基準が平成25年10月1日より改正されました。今月号の「ひげ日記」ではこの改正省エネ基準について考えてみたいと思います。

今回の改正の大きな点は、省エネ性能を測る“ものさし”の変更です。今までの省エネ基準は「断熱性能」を“ものさし”としていましたが、今回の改正で“暖冷房+換気+給湯+照明-太陽光発電(自己消費分)”の「一次エネルギ-消費量」を“ものさし”とするように変わります。ただしその場合も今までの「次世代省エネ基準」程度の断熱性能(ただし計算方法が変わります)を満たす必要があるという規定です。今後、住宅の省エネ性能は“家全体の一次エネルギ-消費量”で表示するようになります。

では一次エネルギ-消費量とは何でしょうか?“一次エネルギ-”とは、石炭、石油、天然ガスなど自然界にあるままのエネルギ-のことです。また“二次エネルギ-”とは、家庭で使っている電気、都市ガス、プロパンガス、灯油などのように使いやすく加工されたエネルギ-のことを言います。普段私たちは生活の中で二次エネルギ-を消費していますが、それに伴って一次エネルギ-も消費しているということになります。例えば家庭で使用している電気の場合を考えてみましょう。電気が作られているのは発電所です。100の一次エネルギ-を投入して発電した場合、熱となって捨てられてしまっているエネルギ-が60、そして送電ロス等が2、結果としてコンセントから取り出せているのは38くらいのエネルギ-なのです。エネルギ-消費量の評価は例えば電気の場合はコンセントから電気として使った二次エネルギ-を一次エネルギ-に換算しておこないます。電気や都市ガス、LPガス、灯油など二次エネルギ-ごとに一次エネルギ-に換算するための係数がそれぞれ決まっていて、それぞれの二次エネルギ-消費量に換算係数を掛けて一次エネルギ-消費量を求めます。

今回の改正で家全体のエネルギ-消費量を見える化するという考え方は非常に良い方向だと思いますが、数値化には注意も必要です。建築的工夫は行わず、断熱性能も普通で、窓などの開口部面積を極力小さくした上で、そこそこの省エネ設備と太陽光をつければ数字上は一次エネルギ-消費量の少ない住宅となります。でもそのような住宅は省エネかもしれませんが、決して快適な住宅にはなりません。改正省エネ基準の数値をクリアする事は当然必要ですが、数値ばかり追い求めるだけでは快適な家にはならないという事を皆様には是非知っておいていただきたいのです。

快適で省エネな住宅にするためには省エネルギ-住宅を考える順序があります。まず最初に敷地を読み、その敷地条件にあった建物の配置や窓の位置、そして断熱や気密、日射遮蔽などの検討を行うことです。次にそこに住む人の家族構成や住まい方を家づくりに反映させること。そしてその家に適した給湯や暖冷房などの高効率機器などを選定し、最後に太陽光や太陽熱等の再生可能エネルギ-について検討するという順序がとても大切なのです。
そうした順序で家造りを行えば、快適で省エネなエコハウスができあがります。設備は寿命が来れば簡単に取り替えることができます。取り替えた新しい設備はきっと更に省エネになっています。大切なのは、後からでは取り替えることの難しい部分です。それは機械などに頼らない断熱や気密そしてパッシブなどの設計手法だと考えます。
それではまた来月、お会いしましょう。
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㈱建築工房わたなべ 代表取締役 渡邉泰敏
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